お知らせ
2024年5月11・12日,福島工業高等専門学校において2024年度のオープンキャンパス・春を開催しました。
このオープンキャンパスは,本校の5学科(機械システム工学科,電気電子システム工学科,化学・バイオ工学科,都市システム工学科,ビジネスコミュニケーション学科)の内容を知ることができるイベントです。
機械システム工学科は,本校の実習工場において学科の説明を行いました。
4年生による学科の紹介
機械システム工学科について,4年生がスライドを用いて説明しました。
ライントレースカーの製作発表
2年生が1年生の4~8月に作製したライントレースカーについて説明しました。ライントレースカーは,主にセンサー,モーター,車体,マイコンボードで構成されています。学生は3DCADを用いて車体の設計を行い,アルディーノによるライントレースカーのプログラミングを行いました。作製したライントレースカーのデモを行うとともに,2年生になってからの学習内容や,実習について説明しました。
廃炉ロボコン・卒研でのロボット製作・旋盤実習
廃炉ロボコン
機械システム工学科と電気電子システム工学科の学生がチームを作り,廃炉創造ロボコンに参加しています。昨年度の競技ルールの説明と,製作したロボットを実際に展示しして説明を行いました。
卒研でのロボット製作
卒業研究で開発したロボットのデモを行いました。このロボットは前後左右に移動するだけでなく,段差・階段を上ったり,段差の途中で横移動したりできます。
旋盤実習の紹介
1~3年生で行う実習で学ぶ「旋盤加工」について作成した作品を示しながら説明を行いました。この説明では,参加者に学生が卒業研究で作成したVRアプリと,ヘッドマウントディスプレイを使ってもらい,旋盤加工を疑似体験していただきました。
らせん水車の研究と5軸加工機によるらせん水車の製作
5年生が卒業研究で取り組んでいるらせん水車の開発について説明しました。これまで,らせん水車は筒状の軸に「帯状」のものを溶接して作成していましたが,より正確に性能測定等を行うため5軸加工機を用いてアルミの棒かららせん水車を削り出しました。5軸加工機を用いるための3DCADやCAMについても説明しました。
機械システム工学科の実習では,工作機械を手で操作する技術の習得とともに,3DCAD,CAM,NC工作機械を使用したモノづくりに取り組んでいます。