（公財）福島イノベーション・コースト構想推進機構「福島ロボットテストフィールド（RTF）」公式YouTubeチャンネルで本校教員と県内企業で共同開発中の水中クローラロボットによる実証試験の動画が公開されました。

　本校では、令和３年度より福島県の産学連携ロボット研究開発支援事業費補助金の採択を受け、機械システム工学科鈴木茂和准教授及び川妻伸二特命教授と県内企業の（株）タカワ精密、（株）東日本計算センター並びに（株）アセンドと共同で、福島第一原子力発電所の水没した床面の除染等を行う、過酷な現場で使えるロボットの実用化を目指して研究開発を進めています。

　また、本事業で開発する「水中クローラ型作業ロボット」は福島第一原子力発電所だけではなく、浜通り沿岸部の海底遺留品捜査での適用も念頭において開発を進めています。

　この度公開された動画は、2月7日（火）、RTFの「水没市街地フィールド」にて、実証試験を行った様子を撮影したものです。初めての水中走行試験でしたが大きなトラブルもなく終了することが出来ました。引き続き、「Made in ふくしま」の現場で使えるロボットの実用化を目指し開発を進めてまいります。

・【RTF実証風景】水中クローラ型作業ロボットの確認試験